神社を巡って御朱印を集めるのは御朱印帳といいますが、神社ではなく花の販売店をめぐる静岡発の新たな取り組みが始まろうとしています。「御花印帳」です。

相次ぐイベント自粛が花屋さんを直撃

画像: 御朱印帳ならぬ「御花印帳」で花店巡り コロナ禍で売り上げ84%減の花業界で新たな試み 静岡市 youtu.be

御朱印帳ならぬ「御花印帳」で花店巡り コロナ禍で売り上げ84%減の花業界で新たな試み 静岡市

youtu.be

 静岡市葵区にあるフラワー雑貨店「ココロハナ」の店主、酒井幸奈さん。新型コロナの影響を受け、このコロナ禍の1年の売り上げは例年のおよそに3割に落ち込んだといいます。

酒井幸奈さん:「イベントの自粛がすごく大きかったと思います。(花の)出番が全然なくなってしまったのは、花業界全体の売り上げを、打撃としては大きかったと思います」

 JA静岡経済連によりますと、この1年の県内の花の販売実績は前の年の84%にまで減り、およそ10億円落ち込みました。そんな花の業界を盛り上げようと酒井さんが進めているのが、「御花印帳」のプロジェクトです。

売り上げの底上げに…

酒井さん:「イベント自粛で人を集めることが出来ないのであれば、人に巡っていただいて少しでも売り上げの底上げにならないかということを考えまして、御朱印巡りすごくいいなぁ~というので、『お花屋さん巡り』という新しい文化を作れたら、すごく素敵な企画になると思いました」

 御朱印帳を持ってお寺を巡るように、花屋さんを巡り、御花印を貰う御花印帳。現在、静岡県内を中心に23店舗が加盟していて、5月の本格スタートに向けて準備を進めています。

酒井さん:「御花印帳というものがあれば、今まで入店しづらかったお店にも気軽に足を運んでいただけて、御花印だけではなくて、お花を一輪でも二輪でも買っていただいて、ご自宅で楽しんでいただくという、まあそういったきっかけにつながればいいなと思いました」

御花印帳で花を長い間楽しんで

 「ココロハナ」のホームページでオンライン販売されている御花印帳を買って、加盟店で渡すと、目の前で御花印を作ってもらえます。

 「ココロハナ」の御花印はドライフラワーと手書きのイラストを組み合わせたもので、日付や花言葉、リクエストによってはメッセージも書いてもらうことができます。

店員:「生花だとなかなか長い間飾っておくのが難しいので、この御花印帳の中に花束を書いて、長い間楽しんで頂けるようにという想いを込めて書きました」

それぞれの店の個性出した「御花印」

 それぞれの店の個性を出した「御花印」。静岡市葵区鷹匠にある「リフラワー」では、6種類あるデザインから選び、季節に応じたドライフラワーや花言葉を添えた御花印がもらえます。

リフラワー店主 中村佐和子さん:こちらで完成しました!

松田和佳アナウンサー:「わぁ~かわいい! 一つだけの御花印と思うと、すごく特別感があります」

 メッセージや花言葉など、店によって個性があるのも御花印の魅力です。

リフラワー店主 中村佐和子さん:「気軽に遊びに来ていただければと、それにとってもいいプロジェクトだと思って今回参加しました。お花業界がこれを機に盛り上がるきっかけになってくれたらいいと思います」

酒井さん:「静岡市内を回って頂いても、あ、こんな近くにこんな素敵なお店があったんだということを知っていただけると思うので、本当に癒されてお帰り頂けたらいいなと思います」

 御花印帳を手にお店をめぐることで花を身近に感じてもらいたい。花の楽しむ新たなスタイルが、このコロナ禍をきっかけに誕生しました。

This article is a sponsored article by
''.