内定取り消しから「五輪切符」…空手67キロ級・御殿場西高校出身の佐合尚人選手が再度東京オリンピック代表内定

 空手の東京オリンピック最終選考会となる大会が開かれ、静岡県御殿場市にある御殿場西高校出身の佐合尚人選手が67キロ級の代表に内定しました。

 オリンピックでは60キロ級と67キロ級が統合される空手。プレミアリーグ・リスボン大会では、佐合は60キロ級に出場しました。佐合は3回戦まで粘り強く勝ち上がりますが、準々決勝でエジプトの選手に敗退。一方、オリンピックの選考ポイントで佐合選手を追う篠原浩人選手は67キロ級に出場し、初戦敗退となりました。
 その結果、佐合選手がランキングで篠原選手を上回り、代表入りが内定しました。佐合選手は去年、一度代表に内定していましたが、東京オリンピックの開催が延期となり、内定が取り消されていました。