宮崎玲衣アナウンサー:(12日午前10時ごろ 静岡・湖西市):「きょう12日から愛知県に緊急事態宣言が発令されました。こちらの県道はここ、湖西市とあちら愛知県豊橋市を結んでいる県道なんですが、朝から豊橋ナンバーを中心に県境を跨いで移動する車が多く見られます。地元の方は今回の愛知県の緊急事態宣言発令についてどう考えているのでしょうか?」
画像: 愛知県に緊急事態宣言…隣の静岡・湖西市は市独自の「感染拡大緊急警報」 県境越えても感染状況は「愛知県に近い水準」

 愛知県豊橋市に隣接する湖西市の新所原地区。愛知県は県境をまたぐ不要不急の移動を控えるよう求めていますが、豊橋市から静岡県西部に通勤する人も多く、人の流れを止めるのは限界もあるようです。

湖西市民「通っている豊橋のジムにも行きにくくなる」

湖西市民 30代:「お買い物だったり、ご飯食べ行ったりとか、愛知県は近いので行くんですけど、あんまり出ないようにしようかなと思う」

湖西市民 40代:「(愛知県に)行きにくくはなりますね、やっぱり。通っているジムが豊橋なのでジムも行きにくい感じ。前も(愛知に緊急事態宣言が)出ていた時があって、買い物に行くと、店が閉まっているので、不便だと思う」

 愛知県の緊急事態宣言にあわせて、湖西市は12日から31日まで市独自の「感染拡大緊急警報」を発令しました。

感染状況は「愛知県に近い」

 湖西市ではこのところ感染者が急増していて、直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は35.7人。静岡県全体の9.6人と比べると4倍近い(3.7倍)水準となっています。

 一方で、愛知県は10万人あたり39.8人。湖西市は隣接する愛知県の感染状況に近くなっているのです。

 湖西市の緊急警報は市民の行動の制限や店舗の時短営業などを要請するものではありませんが、市は改めて感染症対策の徹底を呼び掛けています。

「県境ですから、同じ感じで影響がある」

 県境から徒歩2分の場所にある地元の喫茶店では…。

喫茶店店主:「市は違うが、県も違うが、県境ですから。同じ感じで影響が直にある」

 豊橋市からの客が全体の4割を占めるというこちらの喫茶店。客足はGWにはやや回復したものの、愛知県で感染が拡大している影響もあるのか、再び鈍くなっていると言います。

 きょう12日から愛知県が緊急事態宣言の対象地域に追加されたことによって、客足の減少が予想され、店も頭を抱えています。

喫茶店店主:「もう本当に大変だなという感じ。緊急事態宣言が出るということは、感染拡大している時なので、こちらも耐えなければいけない。それを無理矢理イベントなどして、(客を)引き寄せようとは思ってない。なるべく早く収束してほしいという思いはすごくある」

浜松市の舘山寺温泉では

画像: 浜松市の舘山寺温泉では

 また、緊急事態宣言の影響は、県西部の観光地でも…。

宮崎玲衣アナ(12日午後1時ごろ 舘山寺温泉 浜松・西区):「浜松市の舘山寺です。飲食店などが立ち並ぶ舘山寺のメイン通りと言える場所ですが、平日ということもあるんでしょうか、観光客の姿はありません」

 県内屈指の観光地である浜松市の舘山寺温泉。普段であれば愛知県や首都圏からの観光客で賑わいを見せていますが、緊急事態宣言の影響なのか、閑散とした光景が広がっていました。

うなぎ店「静岡の方だけでも…」

 温泉街のすぐ近くにあるうなぎ店では…。

うなぎ店
「ゴールデンウィークが終わって、近くから遊びに来られる方のご来店をちょっと期待はしていたので、愛知に緊急事態宣言が出て、ちょっと(客足が)少なくなるのはかなり痛い。2番目に静岡で西から近いICが舘山寺スマートICなので、愛知からのお客が多かった。やっぱり東京と大阪で緊急事態宣言が出るのと、愛知で出るのとはちょっと違う」

 創業当時から継ぎ足したタレを使った「うな丼」が人気のこちらの店。感染防止対策として、客席の数をおよそ100席から85席ほどまで減らしていましたが、GW期間には満席になるほど、多くの観光客が訪れ、売上も例年通りまで回復していたと言います。

 多い時には、客の3割ほどが愛知県を中心とした県外から来るため、再びの緊急事態宣言に大きく肩を落としています。

うなぎ店
「人の流れがやっぱり抑えられてしまったというか、そのための緊急事態宣言だが、やっぱり緊急事態宣言が出るとだいぶ響くと思う。お越しいただけなければ、商売にもならないし、かといって、広がっても困るし。葛藤みたいなものがある。愛知の方は自粛をされて減るとは思うが、静岡県内の方たちだけでも注意をして楽しくお食事に来ていただければと思う」

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