画像: 静岡県は「感染急増段階」国のステージ3に引き上げ 知事「急速なスピードで増加している。県境またぐ不要不急の往来自粛を」

 新型コロナウイルス感染者の急激な増加を受け、静岡県は感染状況のステージを3に引き上げました。独自の警戒レベルも「特別警戒」とし、3密のうちの一つでも避けるように県民に呼びかけました。

2月18日以来のステージ3

静岡県 川勝平太知事(14日午後):「何としてもここで感染拡大防止策を徹底し、感染者の減少を実現しなければなりません」

 午後1時から開かれた県の新型コロナ対策本部会議で危機感を示した川勝知事。県内の感染状況を「感染急増段階」にあたる国のステージ3に、県独自の6段階の警戒レベルを上から2番目の「特別警戒」に引き上げることを決定しました。静岡県の感染状況がステージ3となるのは2月18日以来です。

 会議ではきのう13日時点で485床確保しているコロナ病床について、5月中旬ごろまでに522床まで増やすめどが立ったことが報告されたほか、現在4施設ある軽症者向け宿泊療養施設を増やす方針が示されました。

知事「これまでにない急速なスピードで増加している」

 その後、午後2時から会見を開いた川勝知事は―

川勝知事:「5月に入り、変異株の感染拡大により、多くの市町で多数の感染が確認されるなど、本県の感染者数はこれまでにない急速なスピードで増加しています。県民の皆さまに人に会うこと、また移動することが感染リスクを高めるという認識をいただき県境をまたぐすべての県との不要不急の往来を自粛してくださるようにお願いします」

 県は先週以降の感染者数の急増は、東京や神奈川、愛知といった近隣県の爆発的な感染拡大の影響を受けていると分析していて、ゴールデンウィーク中に活発になった人の往来を抑え込む狙いです。

 県内での移動にもブレーキがかかりました。

 1人1泊、最大5000円の割引が受けられる宿泊促進キャンペーンは全面停止。すでに申し込んだ予約についても、21日以降は割引が受けられなくなります。感染状況がステージ3に引き上げられた静岡県。まん延防止等重点措置の要請も視野に入る状況となってきましたが…

現時点でまん防は要請しない

川勝知事
Q.まん延防止措置を求める考えは。飲食店への時短などについては?

A.「今まん防をされているところは、10万人あたりの新規感染者が35人以上となっているが、本県はその半分以下。時短要請をすることの数字的根拠というのが大きくないということ。ただし、油断してはいけない。まん防の可能性を見据えながら2週間弱みていきたい」

 川勝知事は現時点で要請しない考えの根拠として、静岡県の場合、感染の広がりが様々な状況で起きていることを挙げました。

川勝知事:「まん延防止措置は、(飲食店への)時短要請中心になりますが、飲食店での感染もないわけではないが、それ以外に、連休中の人の往来、パーティーだとか、様々な人との接触で起きている。バーベキューで集まっているということも感染の原因になっている事例が出てきているので、こうしたことはまん延防止措置と合わない」

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