現職の川勝平太氏と自民党推薦の岩井茂樹氏の事実上の一騎打ちとなる見通しの静岡知事選挙。両陣営は来月3日の告示に向け、この週末も動きを活発化させました。
画像: 現職・川勝平太氏と自民推薦・岩井茂樹氏の事実上の一騎打ちへ 静岡県知事選週末の動き

静岡県知事選、動き加速

岩井氏 沼津市に県東部事務所開設

画像: 岩井氏 沼津市に県東部事務所開設

 岩井氏は15日、沼津市に県東部事務所を開設しました。県東部は岩井氏の地元とあって、事務所開きには、沼津市の頼重市長をはじめ、東部地域の13の市町の市長・町長が駆け付けました。

沼津市 頼重秀一市長
「参議院議員を辞職する、まさにすべてを投げ打って本日を迎えた。並々ならぬ決意」

 岩井氏は挨拶の中で、涙ぐむ場面も…。

岩井氏
「52歳だが5歳の子どもがいて、知事選に出馬を決めるまでかなりバタバタしていて、子どもにも会っていませんでした。最近、ちょっとやっと会えました。私が帰ったころには寝ていたんですけど…。子どもの寝顔を見てまして、確かに人生をかけた退路を断った選挙戦になります。この静岡県をどう伝えていくか、残していくか、どうつないでいくかを、まともにやる県政をそろそろ取り戻そうではないか、どうでしょうか」

川勝氏 静岡市で事務所開き

画像: 川勝氏 静岡市で事務所開き

 川勝氏の陣営は16日、静岡市で事務所開きを行いました。川勝氏は新型コロナ対応を理由に参加せず、決意表明のビデオメッセージを寄せました。

川勝氏
「すごい巨人に立ち向かう弱者という感じだと思う。多くの論争になると思うが、何と言っても避けられないのが『リニアの問題』で、これは命の水に関わる問題。JR東海あるいは国交省鉄道局、リニア推進の議連という人たちが強大な力を持って、とにかくトンネルを掘らせろということで。私たちは抵抗しなければならない」

 事務所開きには、川勝氏を支援する県議会第2会派ふじのくに県民クラブの県議や労働組合組織・連合静岡の幹部らが出席。選挙公約の7つの柱が発表されましたが、第一に挙げたのはやはりリニア問題でした。

ふじのくに県民クラブ 阿部卓也選対本部長:「リニアも県民の最大の関心事のひとつなのは間違いないと思う。ただ、ワンイシューというのはおかしいので、次の4年間の知事を、私はこうやりますという主張をするわけだから、争点はこれだけではない」

自民「組織戦展開し、岩井氏83万票以上を…」

 そして、きょう17日…。自民党は静岡市内のホテルで、県連大会を開きました。大会では静岡県知事選では12年ぶりに党本部推薦が出されたことが報告され、前回の知事選で川勝氏が獲得した83万票を超えることを目標に各種団体と協力し、組織戦を展開していく方針が示されました。

自民静岡県連 中沢公彦幹事長:「静岡県、保守票が60万票。そして、岩井茂樹予定者が、直近の参議院選挙でいただいた票が74万7000票あります。目指すべきは80万、83万票を獲得できれば、完全勝利ということになります。われわれ、目指す数字が見えてきました。これから皆さん、力を合わせてさらなる支援をお願いします」

 岩井陣営は、党本部推薦を取り付けた自民党の看板を前面に出し、今回の知事選を『与野党対決』の構図に持ち込みたい考えです。

国民民主 独自に選対立ち上げ川勝氏支援

 一方、国民民主党県連は17日、常任幹事会を開き、独自に選対を立ち上げ、川勝氏を支援する方針を確認しました。

国民民主静岡県連 榛葉賀津也会長:「大きな勝手連のひとつとして、我々ができることをやっていくということを確認した」

 ほかに立憲民主党、共産党も自主的に川勝氏を支援する方針ですが、川勝陣営は政党色を薄め、あくまで「県民党」を強調する戦略です。

 知事選は来月3日告示、20日投票です。

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