5月31日に定例会見を開いた静岡県御殿場市の若林洋平市長。会見は御殿場市民…ではなく、隣の小山町民への謝罪で始まりました。
画像: 池谷小山町長(左)と若林御殿場市長

池谷小山町長(左)と若林御殿場市長

御殿場市 若林洋平市長(5月31日):「本来あってはいけないが、残念ながら、御殿場市民でありながら小山町に配分されたワクチンの接種があったということで、市長としても本当に申し訳なかった、小山町民に対し改めてお詫びを申し上げるところ」

 御殿場市民でありながら、小山町でワクチンを打ったとは一体どういうことなのでしょうか。

御殿場市 若林洋平市長:「本来であれば、一般の市民は接種の予約券を持って、接種券を持って接種をするのだが、ただ、役職というか、たまたま、隣町の町長さんなんですけど、その方についてはそこまで我々も接種の予約券は出していません」

 若林市長が謝罪したのは御殿場市民でもある、小山町の池谷晴一町長(71)のワクチン接種についてでした。

Q.小山町長が御殿場市民なのは、なぜ?

若林市長「私が答えることではない。ぜひ本人に確認して下さい」

 小山町によると、池谷町長は4月23日に、町内の医療従事者枠で余ったワクチンを副町長ら6人とともに接種しました。5月中に2回目の接種も終えていて、町は「ワクチンの有効活用と、危機管理の観点から接種した」としています。

御殿場市 若林洋平市長:「私自身は決して首長が打ってはいけないとは思っていない。政治的姿勢として、やはり打つ・打たない、良い悪いは別として、そこはしっかりと伝えるべきではないかということと、実際に御殿場市民でありながら、小山町に配給された分を接種したというのは問題があるのかなと」

 小山町の池谷晴一町長は取材に、「接種したのは医療従事者用のワクチンで、中には御殿場市や神奈川県在住の方もいる。医療機関からワクチンが余ったという連絡があったので接種した。危機管理上も早く接種すべき、と思う」と話しています。

 厚生労働省は「原則、居住地において接種を受ける」とする一方、ワクチンの廃棄を防ぐために、「各自治体において、柔軟な対応を検討し、判断すること」としています。

This article is a sponsored article by
''.