画像: 【静岡県知事選】川勝氏はリニア問題…大井川流域で「水を守る」 岩井氏は人口減少対策や観光振興、ワクチン接種の遅れに焦点

20日投票の静岡県知事選には、いずれも無所属で4期目を目指す現職の川勝平太氏(72)と自民党推薦の新人、岩井茂樹氏(53)が立候補しています。

川勝平太氏は大井川流域で

川勝平太氏が9日、最初に入ったのは、焼津市の大井川地区です。

 演説の前、大井川の地下水を使ったウナギの養殖場を見てきたといいます。

川勝氏
「幻のウナギと言われていて、何が幻のウナギかというと、大井川の地下水が噴水のように吹き上げていて、それがミネラルがたっぷり含まれているそうです。とてもきれいな、今見てきました。その水を断ち切る可能性がある、そういうリニア工事が今、行われようとしている。行われようとしているんです、実際。それを国策だから通してしまうというのは、ちょっと待ってくださいと。しっかり議論して、間違いなく生態系も大丈夫だし、流量も大丈夫、水質も大丈夫。補償もちゃんとできる。それを全部きちっと議論してから、それからにしてください。やらずに工事するのは困る。水を守るために一生懸命全身全力を尽くしたいという決意でおります」

 川勝氏が次に向かったのは、こちらも大井川流域の吉田町です。演説場所では支援者が「大井川の水を守る」という垂れ幕を掲げていました。

画像: 川勝平太氏は大井川流域で

川勝氏
「私の目の前に大井川の水を守ろう62万人、大井川の水の恵みで命をつないでいる方々だと。これからは大井川の水を我々の子ども、孫、ひ孫、まだ見ぬひひひ孫までずっとつないでいかなければならない義務がある。ここをいい加減な形で工事をして、取り返しのつかないことにならないようにしなければならないということで、私は立ち上がっている」

 こちらでも、演説時間の大部分をリニア問題にあてました。

 きょう9日はほかに、同じく大井川流域の島田市でも街頭演説を行ったほか、夕方には大井川の視察も行い、リニア問題に対する姿勢をアピールしました。

岩井氏は伊豆をまわり…

一方、岩井茂樹氏はきょう9日、伊豆半島の河津町から選挙活動を始めました。

岩井氏
「リニアの話。本当に毎日のように新聞紙上に出てます。これは水を守るのは当たり前というか、やらなければいけない話。一方で、この伊豆半島においては 、同じようにやらなければいけない話がある。2015年の 河津町の人口は大体7300人ぐらい。2045年には4000人を切って3800人ぐらいじゃないかと言われている。よく考えてみてください。今ここにいらっしゃる方の半分が、この河津からいなくなる。これをしっかり止めるためには、あらゆる施策を考えて、まさに国と連携しながら私はやらなければいけないと思っている」

 岩井氏は、リニア問題は冒頭に触れるにとどめ、演説の大部分を人口減少対策や観光振興、ワクチン接種の遅れの問題にあてました。

画像: 岩井氏は伊豆をまわり…

岩井氏
「(ワクチン接種率は)この静岡県が下から数えて4、5番というのは、私はあり得ないと思う。ひとつの問題は、県が市町としっかり連携が取れていない。 現場の話を聞いていないからだと私は思う。河津町の皆さんの話を聞きながら、ワクチン接種を加速化していく」

 その後、岩井氏は伊豆半島の東海岸を北上、次に東伊豆町で街頭演説を行いました。

岩井氏
「稲取漁港すばらしい、でも製氷所が老朽化をしています。荷卸場も屋根が古くなっている。そういうことを建て替えるためには県だけではダメで、しっかりと国との連携も必要なんです」

 岩井氏はきょう、ほかにも伊東市や熱海市で政策を訴えました。

 川勝氏と岩井氏の一騎打ちとなった静岡県知事選は、6月20日投票です。

This article is a sponsored article by
''.