来年の冬季北京オリンピック目指す三木つばきさん(掛川市)、事故で右腕失った高橋春華さん(島田市) /聖火リレー 静岡県

掛川市

 スタートからおよそ7時間。聖火は掛川市に入りました。掛川市で最初にランナーを務めるのは、市内出身でプロスノーボーダーの三木つばきさん。来年、北京で開かれる予定の冬季オリンピック出場を目指しています。

画像: 掛川市

鈴木誠記者(23日午後3時半ごろ 掛川市)
「掛川城の天守閣をのぞむここ三の丸広場から掛川市の聖火リレーが始まります」

掛川城を出発し、駅前の市街地をめぐりました。

掛川市民 70代
「私も小学生の時、国道に見に来た。それをまた人生で2度目、また見ることができて非常に今、興奮している。チケットも持っているので できたら(会場に)行けたらいいなと思っている」

掛川市民 60代
「もううれしくて、ただ感動した。ずっと待っていて、1時半から待っていて…。三木さんはうちの近くの桜が丘中学校の出身の方で応援している」

島田市

 島田市では、5人のランナーが静岡を象徴する茶畑の中を駆け抜けました。

画像: 島田市

こちらは地元出身の高橋春華さん。25歳。3年前に事故で右腕の肘から下を切断しましたが、いまもリハビリを続けていますが、たくさんの人に勇気や元気を届けたいとランナーに応募しました。笑顔がこぼれます。

 午前8時半に湖西市から始まって、6つの自治体を駆け抜けた聖火は、この後、いよいよ静岡市中心部に入ります。