東京オリンピックに出場する海外の選手団がきのう県内で初めて島田市で事前合宿に入りました。
関係者にとっては新型コロナ感染防止対策との両立が大きな課題となります。

(中部国際空港 27日午前9時)
東京オリンピック開幕まであと25日。
県内にも初めて海外の選手団がやってきました。

画像1: 卓球シンガポール代表を迎えた静岡県島田市の新型コロナ対策

空港に到着したのは、卓球シンガポール代表の選手とスタッフ6人。
6人はすでに2回目のワクチン接種を終えていて、検疫所の抗原検査で全員陰性が確認されました。

「島田市のホテルにシンガポール代表の選手団が到着しました。海外の選手団が県内に来るのはシンガポールが1組目です」

画像2: 卓球シンガポール代表を迎えた静岡県島田市の新型コロナ対策

選手団が滞在する島田市内のホテルには一般客も宿泊しています。
接触を避けるため、選手団のフロアは貸し切りにし、食堂の利用時間もずらすといいます。

〇 島田市 オリンピック・パラリンピック推進室 松本知保美 課長
「本当に全員陰性ということで、無事に島田に到着できましたので、ほっとしております」

ホテルには、陰性の確認された市の職員が毎日訪れ、共用エレベーターの消毒や選手の動線確保を行い、買い物も代行します。
シンガポール選手団は毎日PCR検査を受けるということですが、それでも、市民の心境は複雑です。

〇 島田市民 70代男性
「将来ちょっと不安だね、何か月先か」
「気持ち的には反対の立場です。でも応援はしたい気持ちはあります」

〇島田市民 90代女性 
「こんな小さな街でもね、そういう人が来るってことは、島田のためには明るいニュースみたいに私は思いますが」

合宿中、選手はホテルと練習会場である「ローズアリーナ」を往復するだけです。
ローズアリーナは、選手が使う体育館以外のトレーニング室やプールなどは合宿期間中も市民の利用が可能です。

画像3: 卓球シンガポール代表を迎えた静岡県島田市の新型コロナ対策

〇島田市 オリ・パラ推進室 杉山 佳美 係長
「ここのところで動線を仕切ることで、ここのところが選手専用エリアになります」
そのため、トイレや更衣室、シャワー室も扉で仕切り、一般の利用客との動線を完全に分離します。

自治体の新たな負担も明らかになりました。
来日した選手団に陽性者が出た場合、濃厚接触者についての判定は、国ではなく、受け入れる自治体が行うことになっていたのです。
〇 島田市 オリ・パラ推進室 杉山 佳美 係長 
「私どもはちょっとそのことは知らなかった」

きょう、菅総理は羽田空港の検疫の現場を視察し、水際対策の強化を指示しました。
関係者によると、政府や組織委員会は、今後、空港で「濃厚接触者の疑いのある同行者」を特定する方針だということです。
ただ、最終的な判断は受け入れ自治体が行うことは変わらないとみられます。

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