「女子大生とのやり取りがあれば、バイトや勉強など頑張っていけると思った。女子大生とつながっているのは、唯一ラインだけ」
「ラインをブロックされて生きがいを奪われた」
「女子大生が幸せになるのを許せないと思った」
画像: 被告「女子大生が幸せになるのが許せなかった」 検察「ストーカー殺人では評価しきれない」と無期懲役を求刑 静岡・沼津市

 
 静岡地裁沼津支部で開かれている女子大生を殺害したとされる男の裁判員裁判。被告の男は8日、裁判員の質問にこう答えました。

 一方で被告は「絶対に許されることではない。遺族にも大きな傷をつけてしまった。一生かけて罪を償いたい」とも述べました。

SNSで執拗にメッセージを送り…

 起訴状などによりますと、住所不定・無職の21歳の被告は去年6月、同じ大学に通っていた当時19歳の女子大生を包丁で刺して殺害したほか、殺害前の数日間、SNSで執拗にメッセージを送り、つきまとうなどしたとして、殺人やストーカー規制法違反などの罪に問われています。被告は5日の初公判で、起訴内容を認めています。

「死刑にしてほしい」

 女子大生の母親は8日の法廷で、「法律の許す限り最大限重く罰してほしい。娘を返してほしい」。父親は「家族にとって被告に対し情状酌量の余地はない。死刑にしてほしい」と述べました。

 裁判で検察側は「女子大生と被告は他人同然の関係。女子大生は被告の目にとまってしまったという理由だけで殺害されたに等しい」としました。そして「ストーカー殺人としてだけでは評価しきれない悪質な犯行」だとして、無期懲役を求刑しました。

 一方の弁護側は「被告は反省していて、立ち直るために努力している」などとして、懲役22年が妥当だと主張しました。

 判決は13日に言い渡されます。

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