静岡県熱海市で発生した土石流災害。消防団の詰め所に土石流が直撃、土砂に埋もれてしまいました。発生から2週間近くたち、ようやく詰め所に近づけるようになった団員たち、15日に詰め所の看板を見つけ出しました。
画像1: 土石流に直撃されて土砂に埋もれた消防団詰め所で見つかったのは…『石がめり込んだ』看板  静岡・熱海市

消防団員
「すごいな、めり込んじゃってる石が」

 どろどろになった看板を洗い流しているのは、熱海市消防団第4分団の消防団員です。団員たちが洗っているのが、土砂の中で見つかった「詰め所」の看板です。第4分団の詰め所は今回の土石流が直撃し、土砂で埋められていました。撤去作業が進む中、15日に被災後初めて詰め所に近づけるようになり、土砂の中からが救出されたのが、この看板です。

画像2: 土石流に直撃されて土砂に埋もれた消防団詰め所で見つかったのは…『石がめり込んだ』看板  静岡・熱海市

熱海市消防団第4分団 千葉正宏団長
「建物の中は土砂が入ったままだけど、登りながら、足場を確認しながら…。期待していないと言えばあれだけど、無事に見つかると思ってなかったので良かった」

 こちらの看板は、2000年に当時の熱海市長から寄贈され、以降消防団で代々受け継がれてきたもの。消防団にとって、発見したうれしさはひとしおですが、看板にはところどころに石がめりこみ、今回の土石流の威力を物語っています。

 また、それ以外にも…。

「団旗? 出てきた出てきた」

見つかったのは団の象徴ともいえる、消防団の団旗。

 他にも、昔の市の大会で優勝した時の写真など。額縁は汚れていますが、中の写真は無事でした。

画像3: 土石流に直撃されて土砂に埋もれた消防団詰め所で見つかったのは…『石がめり込んだ』看板  静岡・熱海市

熱海市消防団第4分団 千葉正宏団長
「本当に何も取り出せないかな、と思ったけど、団旗も分団の象徴だし。まさか、いい状態というとあれだが、こういう状態で流されずに残っていたというのはやはり、まだまだ使われるべきものなのかなって」

 消防団は今後、この看板をこのまま継続して使いたいと話しています。

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