静岡県熱海市で3日に発生した土石流災害。逢初川河口にある伊豆山港には、大量の土砂が流れ込みました。現在も上流から土砂の流入が続いていて、災害後、伊豆山港での水揚げは中止されています。
画像: 土石流が流れ込み…ダイバー「まるっきり見えない」 イセエビ漁への影響を懸念 静岡・熱海市の伊豆山港

海底に土砂が堆積…水深が半分ほどのところも

 肉厚のサザエやアワビ、身のしっかりしたイセエビなどが獲れると鮮魚店からも高い評価を得ていた伊豆山港。港は再開できるのか? 伊豆山港周辺に船を出す漁師たちが調査を行いました。
「2mないね…、1.8m」

画像: 海底に土砂が堆積…水深が半分ほどのところも

 現状、伊豆山港の海底には土砂が堆積し、水深が半分ほどになっているため、船によっては底をすってしまい、港につけて水揚げすることができない状態です。

大熱海漁協 松本早人さん
「港の以前の状態と今の状態を自分たちで調査して、8月初めくらいに県の資源課の方が来て話を聞くので、それに備えてきょうは調査をして、その時に報告をあげられるようにしたい」

ダイバーが土砂の状況を調査

 伊豆山港の外の どの辺りまで土砂が流れているか調査します。周辺で漁をする松本早人さんが懸念するのは、今後解禁を迎えるイセエビ漁に影響があるのかです。

画像: ダイバーが土砂の状況を調査

 漁協は独自の水質調査を実施しました。ダイバーが潜り、水中や海底の様子をカメラで撮影します。地元でダイビングスクールをしているダイバーに漁協が調査を依頼しました。漁港再開に向けた調査が主な目的ですが、海に行方不明者がいる可能性も視野に入れての調査となりました。

 調査は何度か場所を変えて行われました。現在の伊豆山港周辺の海中は、どんな状態なのでしょうか?

調査を担当したダイバー
「見えない まるっきり」

調査を担当したダイバー
「(海底の)表面に泥がかぶっているので、写真を撮っていても、はらってはらって、泥がどのくらいのっているかの写真も撮って。…気持ちいいものではない、見えないので」

 流れ込んだ土砂が魚の生態にどのような影響を与えるのかは不明ですが、松本さんは慣れ親しんだ伊豆山港の早期の復旧を望んでいます。

大熱海漁協 松本早人さん
「今、熱海港から漁の再開が見込まれるが やはり漁場が遠くなるので燃料とかそういった部分で赤字が出たり、そういった状況に陥る可能性がある。この港で働いている人数は少ないが、みんな一生懸命やっている港なので、一日も早く復旧のお手伝いを(行政に)願いたい」

        (7月23日放送)

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