感染が広がる一方で静岡県川根本町では、きょう希望する全ての町民へのワクチン接種が完了しました。なぜここまで早くできたのでしょうか。
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静岡県内で最初に希望者へのワクチン接種が完了 川根本町独自の方式とは

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きょう希望するすべての町民のワクチン接種が完了

北川彩アナウンサー:「川根本町の役場内の施設に来ています。こちらの会場ではこれから高校生など13歳から64歳の方への最後の集団接種が行われます」

「チクっとしますので力抜いて下さい。指先しびれたりしませんね? はい終わりました」

 正午ごろ、川根本町で行われたのは2回目のワクチン集団接種。きょう人口およそ6400人の川根本町では、県内の自治体で初めて希望する全ての町民への集団接種を完了させました。

接種した高校1年生:「1回目もそうだったが全然痛くなくて、ちょっと怖かったが大丈夫だった。早いってことは嬉しいし安心できる」

別の高校1年生:「(午前中は)部活の弓道をやっていて、そのついでというわけではないが、この格好で来た」

母親:「これで一安心という感じ。子ども3人いるが3人ともスムーズに終わったので、家族全員終わってホッとしている」

早期接種完了の方法とは

きょう接種を受けたのは中学1年生を含めたおよそ150人。県全体の接種が遅れているなか、他の市町に先駆けての接種完了です。

Qなぜ川根本町は他のところより早く接種できたんでしょうか?

川根本町 高齢者福祉課
池本祐子さん:「インターネットの予約とかをどうする?という声が出たが、そのシステムを作っているとかそういうことに時間を費やすのであればどんどん住民の方に通知をしてきてもらった方が早いということになった」

 川根本町が採用したのはインターネット予約ではなく、先に日時や時間を町が指定し、対象者に郵送で通知する独自の方式です。

川根本町 高齢者福祉課 
池本祐子さん:「これが皆さんに送った通知。今回のワクチン接種は完全日時指定ですということで。そうやってやることによってワクチンも計画的に使える。ある程度自分たちが立てた計画通りにお呼びすることでワクチンが無駄にならずに済んだというのもある」

 対象の多くを占める高齢者にとって不慣れなインターネット予約という手間を省き、全国でも上位となるスピード接種を実現させました。また若い人についてもネット予約は行わず別の方法を取っていました。

川根本町 高齢者福祉課
池本祐子さん:「若い方については仕事もしているし、いろんなライフスタイルがあるのでいきなりこれにすると全部都合が悪いという人もいると思ったので、往復はがきで第1希望、第2希望、第3希望の都合のいい曜日だけを聞いた。そして、ほとんどの方は第1希望の曜日で割りふりをしてからこの通知を出した。(若い人たちが)『すごく楽だよ、ほぼ何も手続きしないでここに来れたんだよ』と言われたので、結果論だがこのやり方で良かったのかなと思っている」

 秋にはもみじが真っ赤に色づき、紅葉を目当てに例年多くの観光客が訪れる川根本町。シーズンを前に町全体が一丸となって集団免疫を獲得したことで、観光客増加に期待しているということです。

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