緊急事態宣言が発令されている静岡県。8月最後の週末、29日の観光地・伊東市のオレンジビーチには多くの海水浴客の姿がありました。ビーチの近くにあるこちらの駐車場には、品川ナンバーや横浜ナンバーなど県外の車が多く止まっています。
画像: 29日の伊東市

29日の伊東市

 今年の夏は、シーズン中、雨が続いていることもあり、快晴となった29日のビーチには、首都圏から多くの観光客が訪れていました。

埼玉から30代:「気持ちいい、綺麗だし、これから(海に)潜るから楽しみ」

Q.今緊急事態宣言が静岡にも出ているがそれは知っている?

A.「はい。海は部屋の中とかじゃないからいいかなと」

東京から50代:「知り合いがこの伊東にたくさんいるので、訪ねて土曜日の夜来た。伊東の状況も全然わからなかったので、海なんか入れるのかなと思ったけど、やっていたみたいなので来た」

東京から10代:「先々週が江の島に行ってて、先週が千葉の木更津に行っている。コロナになったら怖いなという気持ちもありながら、楽しみたいなと」

50代:あしたワクチンなんだよね?
10代:そう、あしたワクチン打つんで。

 なかには、ワクチン接種を2回終えたので海に来たという人も。

東京から60代:「年に1回は海に入りたいので来た。(体を)日に焼きたいんです、健康のために。(ワクチンを)2度打ったということで万が一かかっても軽症で済むかなという気持ちもある、はっきり言って。ただ厳重に注意している、怖いから」

 また、ビーチには夏休み終了間際ということもあり、10代を中心とした若い人も目立ちました。中には青春18きっぷを使って、始発から普通列車でここに来たという学生も。

東京から 高校2年生:「朝早くから来た、8時ぐらいからここにいる。本当はいけないことだと思うが、自分なりに感染対策をしっかりすればいいかなと思って来た」

同じグループの高校2年生:「僕たちからしたら、高校での学校の行事とか修学旅行も多分なくなるので、その分遊ばせてもらってもいいかなというのは正直なところ」

ビーチから徒歩10分ほどの距離にある旅館は

旅館の支配人補佐
「きのうの宿泊が39名、本日の宿泊が32名です。(宿泊の)7割、8割が首都圏の方で、残り1割、2割が県内の方になっている」

 宣言下にありながら、予約のほとんどは首都圏から。ただ宿側も切実な事情を抱えていると言います。

旅館の支配人補佐
「私たち伊豆半島は観光が主体の地域となっているので、県内(の客)だけだと、本当に営業すること自体が難しくなってくる。首都圏からのお客様があってこそ、私たちはこうして営業できているかなと」

 宣言発令直後は予約数が半分以下となっていたこちらの旅館。

 この週末は6割~7割近くまで予約が回復し、首都圏の客に助けられている部分もあるといいます。観光客を迎えるにあたり入り口での検温やアルコール消毒などは改めて徹底しています。

 ただ、宿側も不安を感じていないわけではありません。

旅館の支配人補佐
「首都圏から来るお客様ということもあって、私たちもいつ当館で発生してしまうかわからない緊張感はあるが、ご滞在いただけるお客様に皆さん安心してご利用いただけるよう精いっぱい努力しているので、皆さんのほうもご利用いただく時はコロナウイルスの対策のマナーとかについて守っていただけるように、ご協力をお願いしたい」

 首都圏からの観光客が全体のおよそ7割を占めるという伊東市。観光協会は、宣言下での経済と感染リスクのバランスについて、伊東市は特に難しい部分があると話します。

伊東観光協会 村田充康専務理事
「いま本当に厳しいなかで、伊東市は観光客の客が来ないとダメな町なので、市民の皆さんの気持ちもわかるし、観光業の気持ちもわかるので、その辺うまくバランスを取りながらやっていければ良いなと思う。宿泊施設等も受け側はやはりお断りできないので、早く緊急事態宣言が解除になりワクチン接種が進んで、安心安全な日が早く来ることを希望している」

   (8月30日放送)

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