静岡県では8月30日以降5日間、新規感染者が前の週の同じ曜日を下回り、減少傾向が続いています。この傾向を専門家はどう見ているのでしょうか。
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【新型コロナ】静岡県5日連続減少傾向に…専門家「ピークアウトはまだだと思う」「隠れた感染者がカウントされていない」

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減少したのは「緊急事態宣言の効果と…」

浜松医療センター矢野邦夫医師:「これは要因が2つあると思います。1つは緊急事態宣言がある程度効果があると思ってます。人の動きが少しですが、減ってる感じがする。もう1つはこれまで同居家族で1人感染者が出ると濃厚接触者みんな検査できていたんですが、もう今、検査する余裕がなくなってしまったので、以前ならば感染者として把握できた数字が把握できなくなってきている。そういった隠れた感染者がカウントされてない。そのような状況があるのかなと思います」

Q.この静岡の感染の拡大というのは、ピークアウトしたということが言えるんでしょうか? それとも言えないでしょうか?

A.「ピークアウトはまだだと思う。現在の数字が少し見かけ上だが感染者が減っていって、緊急事態宣言が終わったあとにグッと増えていって、その後にワクチンの接種効果が見えてきて、じわじわとピークアウトしてくるんじゃないかというのが私の予想です。9月いっぱい難しいんじゃないかなと。10月になると減ってきたなあ、本当に減ってきたなーっていうことが実感できるんじゃないかなと期待しております」

「緊急事態宣言の期限の12日の解除は難しい」

 静岡県などに出されている緊急事態宣言の期限は今月12日です。県の専門家会議のメンバーでもある矢野医師は、県内の緊急事態宣言を解除するには、1日の感染者が平均130人を切る必要があり、少なくとも今月12日での解除は難しいだろうとの認識を示しました。

矢野医師:「私はですね、緊急事態宣言は長くしていただいた方がよろしいのかなと。その間ですね一生懸命ワクチンを打って、少しでも感染者を減らす、そういったことができるので延長が可能ならばお願いしたいと思っている」

過去最多7人死亡…「感染のピークより遅れて死者が増えることはある」

 そんな中、静岡県では2日、コロナ患者7人の死亡が発表されました。これまで1日の死者数の最多は4人だったことから、7人の死亡に衝撃が広がりました。

矢野医師:「感染者が増えて、その後しばらくおいてから重症化が始まりますから、感染者のピークより少し遅れて死亡が増えてくることは十分ありますけれども」

Q.今後、この過去最多である1日の死者を上回るような日も出てくる可能性はあるんでしょうか?

A.「そうですね可能性は否定はできないと思います。これはですね基礎疾患がある方がどれだけ感染してしまったかによって左右されるので少し先が読めない状況です」

小中学校の授業再開が感染者数を増やすとは思っていないが…

 また、今月から県内の小中学校で授業が再開されたことは、今後の感染状況にどんな影響を与えるのでしょうか。

矢野医師:「学校の再開自体が子どもの感染の数を増やすとは思っていないんですけれども、学校の放課後とかで部活のその時の監督は不十分だと。そこで感染がおこるのではないかなということで、授業以外のところで感染が起こることは心配しております。ただ、子どもの場合は無症状がけっこう多いと思うので、クラスで感染が広がっても気づかない可能性がある。家に帰って親が感染した症状が出て、そこで子どもの感染に気づくということが、今後もあるのかなとは思っております」

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