コロナ禍でも緊急事態宣言下でも先祖を敬い墓参り

23日はお彼岸の中日です。
静岡県内では緊急事態宣言が出されていますが、静岡市の寺では例年とかわらず墓参りに訪れる人の姿が見られました。

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コロナ禍でも緊急事態宣言下でも先祖を敬い墓参り

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静岡市清水区にあるお寺「新定院」。
秋のお彼岸は9月下旬の7日間で、例年この期間に大勢の人が墓参りに訪れます。
現在、県内には緊急事態宣言が出されていますが、こちらの寺では墓参りに訪れる人の数は変わっていないということです。

〇 新定院 副住職 鵜飼 真弘さん
「毎年、同じですけどこういう季節(新型コロナの時期)もあるので、皆さん減っているかなと、お考えなられる方も多いかなと思うんですが、お彼岸の入りの前から多くの人が来ている。」

境内では先祖の墓に花や線香を手向け、静かに手を合わせる人の姿が多く
見られました。

〇 訪れた人
「お盆、彼岸の2回(訪れる)。自分の出来る時間にしてやる。長男が一緒にいるんですけど、やっぱお墓のことは年寄り(私)がやらいなとさ」

〇 訪れた人
「きょうは1人だけど、ほんのちょっと去年までは、ほとんど2人で朝来てた。ここまでだったら、マスクしとけば、別に人と会うわけでもないし」

なかには新型コロナ対策として、人数を分けてお参りする家族も・・

ON 訪れた人
「うち家族7人暮らしなのでちょっと分散して来るとか、きょうも3人まだ来てないので、午後来てお線香あげさせて、もらおうかなと」

ON 訪れた中学生
「次の世代の方に安らかに眠ってほしいていう風に思ってもらえるように、自分もそういう敬意を表してお祈りさせて頂いています。」

ON 新定院 副住職 鵜飼 真弘さん
「家族ですとかご先祖さんのご縁、こういったことを大切に思われている方も多いと思いますので、こういったお墓参りを引き続き大切に皆でお参りして頂けたら、ありがたく思います」