値上がりが止まらないガソリン。

静岡市にあるスタンドでは、レギュラーガソリンが1リットル167円。この1カ月で1リットルあたり10円近く値上げしたそうです。

グリーン石油 増田良晴店長:「値上げのペースが期間に対して急激に上がっているというのが現状。大幅に仕入れ(価格)が相当上がっているということで、この傾向はしばらく続くのではないかなと」

資源エネルギー庁によりますと、11日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は162.1円。
6週連続の値上がりで、162円を超えるのは7年ぶりです。

画像1: “値上げの秋” ガソリン価格7年ぶり高値 なぜ?牛タンも高騰

燃料価格の高騰で大きな影響を受けているのが運送業界です。
島田市にある運送会社、山岸運送。

関東から関西までのエリアで中距離輸送を中心に業務を行っていて、値上がりが止まらない燃料代に頭を抱えています。

山岸運送 山岸一弥社長:「当社は車両台数がグループで200台を超えているので、月間使用量から換算すると400~500万円(支出が上がる)。だから年間だとやっぱり5000万~6000万円っていう利益が、それだけ単純に飛んでいくと。非常に苦しい状況」

しかし、負担が増えた分を上乗せして請求することは、取引先の企業もコロナ禍で厳しい経営状況にあるため難しいそうです。

現状では自社の利益率を下げるしかなく、積載率の向上や輸送ルートを見直すことで補っていきたいと話します。

山岸運送 山岸一弥社長:「我々この運送事業者というのは、本当に燃料というのが大きなウェイトを占める経費であって、燃料が上がることによって利益が吹っ飛んでしまうと。本当に仕組み自体を変えて、細かい細部までわたって研究しているところではある」

画像2: “値上げの秋” ガソリン価格7年ぶり高値 なぜ?牛タンも高騰

一方で、牛タンも価格が急騰しています。静岡市の牛タン専門店でも、悩みの種となっているようで…。

しおや静岡本店 大竹康之店長:「(国内で流通する牛タンは)ほとんどアメリカ産なんですけど、アメリカの工場の人出がコロナ禍で人員が削減されて、あとエサの高騰。それで今までより倍ぐらいになっていますね、(仕入れ)価格的に」

アメリカ産の冷凍牛タンの卸売り価格は去年に比べて、およそ1.8倍となっています。その原因となっているのが、新型コロナの感染拡大。

アメリカの大手食肉加工工場が新型コロナの影響で閉鎖するなど、去年の春ごろから日本への供給量が減り、取引価格の高騰を招いているといいます。

また近年、中国で牛タンの需要が高まっていることも一因とみられています。

しおや静岡本店 大竹康之店長:「(Q定食の値上げは?)正直これ以上高騰したら値上げせざるを得ない状況になりますけど、できるだけそれはしたくないので。ギリギリのところでやっています」

緊急事態宣言は明けたものの、いまだ客足は鈍いまま。牛タン価格の高騰はさらなる経営の圧迫材料です。一刻も早い相場の正常化を期待していますが、先行きの見えない状況が続きます。

しおや静岡本店 大竹康之店長:「コロナが落ち着いて、また(牛タンが)元の値段になれば、おいしい牛タンを何も気にせず食べられるし、こっちも気にせず焼けるので、徐々に戻ってきてくれればと」

画像3: “値上げの秋” ガソリン価格7年ぶり高値 なぜ?牛タンも高騰

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