居眠り運転で駐車場に突っ込む 3人死傷事故でアメリカ軍人に禁錮3年の実刑判決 静岡地裁沼津支部
5月、居眠り運転をして静岡県富士宮市の店舗駐車場に車で突っ込み、3人を死傷させた罪に問われたアメリカ人の男に実刑判決です。
判決によりますと神奈川県横須賀市の33歳のアメリカ軍人の男は5月、富士宮市内で居眠り運転をして、そば店の駐車場に突っ込み、駐車場にいた男女3人を死傷させました。
18日の裁判で、静岡地裁沼津支部の前澤久美子裁判官は「眠気を催したにもかかわらず、運転を継続した行為は危険で、過失は重い」などとして、被告に禁錮3年の実刑判決を言い渡しました。
これまでの裁判で弁護側は「寝不足による居眠りとは異なり、悪質ではない」と主張していました。