衆院選・静岡の最終結果 小選挙区当選8人と比例当選6人の顔ぶれ 投票率は54.81%で過去最低

31日、投票が行われた衆議院選挙で、県内8つの小選挙区では自民党5人と立憲民主党2人、それに無所属の1人が当選したほか、比例で6人が当選しました。投票率は過去最低でした。

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衆院選・静岡の最終結果 小選挙区当選8人と比例当選6人の顔ぶれ 投票率は54.81%で過去最低

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 各小選挙区の結果です。

 静岡1区は、自民党の上川陽子さんが、初めて10万票以上を集めて7回目の当選を果たしました。

 静岡2区は、自民党の井林辰憲さんが、ほかの2人を大きく突き放し、4回目の当選です。

 静岡3区です。立憲民主党の小山展弘さんが、1万票あまりの差をつけて一騎打ちを制し、12年ぶりに小選挙区で勝利しました。自民党の宮沢博行さんは比例で復活当選です。

 静岡4区は、自民党の深澤陽一さんが、去年4月の補欠選挙に続いて2回目の当選です。国民民主党の田中健さんは比例復活し、初めての当選です。

 保守分裂の戦いで注目を集めた静岡5区は、無所属で自民党入りをめざす細野豪志さんが、12万票以上と次点の2倍以上の得票数で圧勝。一方、自民党公認の吉川赳さんも比例復活しています。

 静岡6区は、前回に次いで接戦でした。自民党の勝俣孝明さんがおよそ4400票差で勝利。立憲民主党の渡辺周さんは25年間守ってきた小選挙区の議席を初めて奪われ、比例での復活当選です。

 静岡7区です。自民党の城内実さんがおよそ13万票を獲得。県内で最も高い7割近くの得票率で大勝を収めました。

 小選挙区の最後は静岡8区です。初の一騎打ちとなった結果、立憲民主党の源馬謙太郎さんが、およそ2万4000票の差で初めて小選挙区で勝利しました。自民党の塩谷立さんは比例復活です。

 このほか、比例単独では公明党の大口善徳さんが当選しています。

 一方、県内小選挙区の投票率は54.81%で、前回・4年前に比べて1.51ポイント低くなりました。これまで最も低かった前々回・7年前も下回り、過去最低となりました。