7月に静岡県熱海市で大規模な土石流災害が発生した問題で、熱海市議会は災害の原因究明のための調査を行う特別委員会の設置を決めました。
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静岡・熱海市議会で「百条委員会」設置 土石流災害の原因究明

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熱海市議会は、5日の本会議で地方自治法100条の規定により、自治体の事務などに関して疑問があった際に強い権限をもって調査するいわゆる「百条委員会」の設置を満場一致で可決しました。

 この「伊豆山土石流災害に関する調査特別委員会」は、市議15人全員が委員となり、伊豆山地域を流れる逢初川の上流部に造成された盛り土について調査を行います。

 さっそく5日開かれた会議では、稲村千尋市議が委員長に選出され、委員からは先月公開された県と市の資料について黒塗りの箇所があったとして公開を求めるべきだ、との意見が出されました。

稲村千尋委員長:「10月18日に市長を中心として議員全員、説明会を開いていただきましたけど、その時に何点か質問しましたけど、それを答弁していだけませんでしたので、やはり特別委員会は必要かなと思いました。当然、市の職員、現元職員だけでなく、静岡県の職員さんも色々詳しいことを知っていると思いますし。土石流の心配があるのにどういう対応ををしてきたのか、その辺もしっかり伺っていきたいと思っています」

一方、斉藤栄市長は―

斉藤栄市長:「情報公開については、我々としては最大限させていただいているつもりですけど、まだ説明が十分足りなかった部分であったり、また今後我々もさらに詳細調査をしていかなければならないと思いますので、そういうことを踏まえて、今のご指摘にしっかり対応して参りたいと思います。」

 熱海市の土石流災害では、起点付近の盛り土が被害を甚大化させたとみられていて、遺族らが業務上過失致死罪などで現在と前の土地所有者を刑事告訴しています。

 また、弁護士によりますと、別の遺族が10日に殺人の疑いで、現在と前の所有者を追加告訴するということです。

 県警は、盛り土を造成した神奈川県小田原市にある前の土地所有者の関係先に家宅捜索に入るなど捜査を進めています。

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