川勝知事の「公の場での直接謝罪」を一定評価 「コシヒカリ」発言で揶揄された静岡・御殿場市長

 いわゆる「コシヒカリ」発言で、静岡県の川勝平太知事から直接謝罪を受けたあと、公の場での謝罪を求めていた御殿場市長は、12日の知事の会見について「真摯に受け止める」と述べ、一定の評価を示しました。

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川勝知事の「公の場での直接謝罪」を一定評価 「コシヒカリ」発言で揶揄された静岡・御殿場市長

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 12日午後、御殿場市の勝又正美市長が急きょ取材に応じ、川勝知事の会見を踏まえて次のように述べました。

御殿場市 勝又正美市長:「知事の発言によって深く傷つけられた市民の心というのは、そう簡単には消えることがありませんが、本日、公の場で知事が直接自らの発言に対して直接謝罪をし、それと御殿場市に対して差別した言葉が、侮辱した言葉が全てに対して撤回という言葉をいただきました。知事の発言として大変重く、市長としては真摯に受け止めさせていただく」

 公の場での謝罪。これを受け、市民には次のように呼びかけました。

御殿場市 勝又正美市長:「川勝知事に対する思いというのは消えないかもしれませんけど、私は市長として、本日の川勝知事の謝罪撤回、あの態度というか、それは重く受け止めましたので、それは、そこも少し理解していただきたいなという気持ちです」

 一方で、静岡県議会で川勝知事の不信任案が提出される動きがあることについては。

御殿場市 勝又正美市長:「御殿場市長としましては、やはり抗議をして、そして謝罪をして、撤回をするという一つの区切りだと思っています。その後の責任等の問題につきましては、やはり県議会の方がやるべきであると私は思っています。すぐにそれ以上の責任を追及するとか、そういったことは、今現在ではありません」