コロナ禍が長引き、静岡県富士宮市にある花鳥園が悲鳴をあげています。感染拡大で集客が難しいうえ、厳しい寒さで飼育に必要な暖房などの費用がかさんでいるのです。園はインターネットで支援を募っています。

原油価格高騰が経営を圧迫

画像: コロナ禍と厳寒のダブルパンチ クラウドファンディングで苦境脱出を 静岡・富士宮市の富士花鳥園 youtu.be

コロナ禍と厳寒のダブルパンチ クラウドファンディングで苦境脱出を 静岡・富士宮市の富士花鳥園

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富士山の麓・朝霧高原にある富士花鳥園。国内で最初にできた花鳥園で、およそ400羽の鳥が訪れた人たちを楽しませてくれるのですが…。

原川朋華記者:「園内では南国の鳥も多く飼育されています。こちらはコガネメキシコインコという南国に生息する鳥なんですが、今は暖房の近くでじっとしています」

 暖房の下でうずくまるアヒルの姿も‥。標高が高く、冬には気温が氷点下にもなるこのあたり。飼育のため12月から3月の間は暖房で園内の温度を10℃以上に保たなくてはなりませんが、今問題が発生しています。

富士花鳥園 
宮本正明副園長:「こちらが温室を温めているボイラーです。今年は寒さが厳しいというところと、原油の高騰によりまして、昨年12月分だけで270万円ほどかかっております。非常に打撃ですね」

 原油価格の高騰が経営を直撃。長引くコロナ禍とあわせ、暖房代やエサ代をまかなえない状況に…。

コロナ禍とのダブルパンチ

そもそも例年、積雪や路面の凍結で冬は客足が伸びにくいといい、園では春や夏に多くの客を呼び込み、その入園料で冬の運営費をまかなっていますが、ここ2年間はそうした書き入れ時に緊急事態宣言が重なるなどした結果、いよいよ運営が厳しくなりました。
 これまで首都圏からの客が多くを占めていたことも、致命的な打撃につながりました。
 この現状に、地元の人は…。

富士市からの客(80代):「3回目くらい来たかな。あの頃はすごいにぎやかで。鳥とか花が大好きなのでぜひ復活してもらいたい」

クラウドファンディングで状況打破を…

危機的状況を打破しようと園が取り組んでいるのが、インターネットで資金調達するクラウドファンディングです。

富士花鳥園 
宮本正明副園長:「鳥に寒い思いをさせたくないとか、おなかを空かせたくないという思いと、当園の鳥たちに愛情を注いで下さるお客様が多くいます。そういった方々に心配を掛けたくない、期待を裏切りたくないという思いから初めています」

 誰でもインターネットを通じてお金を払うことができ、金額に合わせて花鳥園ならではの返礼品を贈っていますが、これが好評のようです。

富士花鳥園 
宮本正明副園長:「鳥たちが換羽のために抜けた羽のリターンとか、コースターについてはレーザーで鳥たちの顔を焼いたりということで用意しました。羽の人気がすごくてほぼ売り切れに近いような状態です」

 去年12月上旬の開始から、およそ1カ月で第一目標の475万円を突破し、きょうには770万円に到達。それでもまだまだ運営は厳しく、現在は1200万円を目指し今月末まで支援を呼びかけています。

富士花鳥園 
宮本正明副園長:「残り2週間ほどではありますが、最後まで精一杯頑張って鳥たち、ファンのお客様のために頑張っていきたいかなと考えています」

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