20日の全国の感染者数は4万6000人を超え、静岡県を含む28の都道府県で過去最多の感染者数となりました。

 こうした中、静岡県の対応は―

静岡県 川勝平太知事:「未曽有の急増局面となっている。県全体の病床利用率は20%を超えた。さらに医療従事者並びに介護従事者の感染者・濃厚接触者が相次いで確認されており、医療・介護への影響が大変危惧される状態となっている」

画像: 【新型コロナ】オミクロン株で感染急拡大…静岡県「まん延防止」要請 静岡医師会長「マスク外し5分一緒にいれば感染の危険」

 危機感をあらわにし、「まん延防止措置」を要請する方針を明らかにした川勝知事。21日午後、政府に対して正式に適用を要請しました。県は週明けにも対策本部会議を開き、具体的な対策の内容を決定する方針です。
 政府は静岡県や北海道、大阪、福岡など8つの道府県を追加する方針で、25日に対策本部を開いて正式決定する方向で調整しています。

認証取得の店は酒類提供も 

 県は焦点となる飲食店への制限について、認証を取得している店では酒類を提供するかどうか、選択できるとしています。

 参考にするのは、21日からまん延防止措置の適用が始まった東京都の対応です。認証を受けている飲食店は、営業時間を午後9時までとして、酒類の提供を午後8時までとするか、営業時間を午後8時までとして、酒類の提供を終日停止するかを選ぶことができます。

飲食店「営業しても食材ロスで赤字だった」

林輝彦アナウンサー:「来週にも県内にまん延防止等重点措置が適用される方針を受けて、飲食店からは休業せざるを得ないという声が聞こえてきました」

画像: 飲食店「営業しても食材ロスで赤字だった」

 静岡市の中心街にあるこちらの居酒屋では、県の認証を取得しています。時短要請に従って営業を続ける考えですが、その判断の難しさをにじませます。

飲食店代表
「前回のまん延防止措置では人通りが正月の明け方みたいな感じでまったくない。営業しても食材ロスで赤字だった。営業したいという気持ち云々を置いておいて、休まざるを得ないかもしれないですね」

 認証を取得したにも関わらず、再び制限が課されることについても疑問を呈します。

Q.まん延防止措置が出ることでお酒を提供できないことについては

飲食店代表「そこも本当おかしな話ですよね、今回に関して言えば、本当におかしいと思います。まん延防止措置をすることに関しては、百歩譲って致し方ないことだとしましょう。ただ、そこに関して認証されたにも関わらず、なんで制限されなくちゃいけないのか、というのは強く思いますね」

 こうした意見がある中、まん延防止措置を要請した理由について川勝知事は―

川勝知事:「確かに飲食店が一番大きい感染源だとは到底言えない状況であることは間違いありません。飲食店それ自体が感染源ではないとしても、人流抑制の効果があるということはデータとして持っている」

医師会長「マスクを外して5分一緒にいれば感染しうる」

画像1: 医師会長「マスクを外して5分一緒にいれば感染しうる」

 知事の会見の1時間後、静岡市の田辺市長も臨時会見を開きました。

Q.県の措置要請について受け止めは?

静岡市 田辺信宏市長:「まずは3回目のワクチン接種が市の責任でありますので、これをきちっとやっていくことが非常に重要であります」

 田辺市長は来月1日から開始予定だった一般の高齢者向けの接種を3日前倒しして、今月29日から行うと発表しました。

 同席した静岡医師会の福地会長は患者への聞き取りを踏まえ、オミクロン株の感染力の強さに警戒を呼びかけました。

画像2: 医師会長「マスクを外して5分一緒にいれば感染しうる」

静岡市静岡医師会 福地康紀会長:「以前は濃厚接触者はマスクを外した状態で同じところで15分ぐらい一緒にいると濃厚接触者になった訳ですけども、それが5分ぐらいという短い時間でも感染しうる能力があると考えていただければいいと思います」

This article is a sponsored article by
''.