犯罪被害防止センター職員を名乗る男に2000万円だまし取られる 男と連絡が取れなくなり被害に気付く 浜松市

 浜松市の73歳の女性が現金およそ2000万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

画像: 浜松中央警察署

浜松中央警察署

 4月8日、浜松市中区で1人暮らしの73歳の女性の自宅に、犯罪被害防止センターの職員を名乗る男から「あなたの個人情報が流出している」と電話がありました。その後、複数回にわたり弁護士費用などを求める電話があり、女性は数回にわたり現金合わせておよそ2000万円を、自宅付近に訪れた若い男に手渡したり、指定された口座に振り込んだりしたということです。

 警察によりますと、女性から「男と連絡が取れなくなった」と相談を受けた家族が警察に通報して、詐欺と気付いたということです。

 警察は電話で「代理の者がお金を取りに行く」と言われたら詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。