「50年漁をやっていて初めて見た」ベテラン漁師も驚いた「日本3大怪魚」のアカメを静岡県で捕獲 伊豆・三津シーパラダイス「一般公開したい」 静岡・沼津市

 静岡県沼津市にある伊豆・三津シーパラダイスでは、「日本3大怪魚」のひとつといわれる「アカメ」が飼育されています。

画像: 「日本3大怪魚」のアカメ

「日本3大怪魚」のアカメ

 飼育されているアカメは体長約70cm、重さは約8kg。雄雌は不明です。5月9日に近隣の海でしらす網漁をしていた漁師が捕獲したもので、「50年近く漁をやっていて初めて見た」と話していたそうです。

 アカメはイトウ、ビワコオオナマズと並び、「日本3大怪魚」とされて釣り人にとっては憧れの魚です。日本固有種で、環境省のリストには絶滅危惧種に指定されている非常に貴重な魚です。静岡県付近から南の太平洋側に生息するとされていますが、高知県や宮崎県付近が有名です。

 県内での捕獲は珍しく、現在はバックヤードで飼育していますが、状況を見て一般公開する予定とのことです。

 伊豆・三津シーパラダイス魚類飼育担当の水野晋吉さんは「展示に関しては未定ですが、魚の具合を見て日程を考えていきたいと思っています」と話しています。