50年間愛され続けたアジアゾウ「ハマコ」天国へ ゾウ舎に献花台設置へ 浜松市動物園

 浜松市動物園で50年間、人気を集めていたメスのアジアゾウ「ハマコ」が15日、死にました。園には17日から献花台が設けられます。

画像: ハマコ 提供 浜松市動物園

ハマコ 提供 浜松市動物園

 浜松市動物園によりますと、15日午前7時ごろ、飼育員がアジアゾウのメスのハマコが死んだことを確認しました。死因は現在調査中で、ハマコは推定51歳のため老衰の可能性もあるということです。

 ハマコは1972年に浜松市動物園に来園以来、およそ50年にわたって訪れた人たちを楽しませてきました。

 浜松市動物園では、過去に別のアジアゾウ2頭にも、「ハマコ」という愛称を付けていて、15日朝、天国へ旅立ったハマコは3代目でした。

 園は17日からゾウ舎内にハマコの献花台を設置することにしています。