J1清水エスパルスの新本拠地…現行IAIスタジアム改修かJR清水駅東口か2案に絞られる 静岡市の検討委員会

 新たなサッカースタジアム建設に向けた静岡市の検討委員会が開かれ、JR清水駅東口のENEOS製油所跡地など候補地が2つに絞られました。

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J1清水エスパルスの新本拠地…現行IAIスタジアム改修かJR清水駅東口か2案に絞られる 静岡市の検討委員会

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 IAIスタジアム日本平は屋根の仕様でJリーグの基準を満たしておらず、改修の必要に迫られています。こうした課題を背景に設けられた検討委員会の3回目の会合では候補地の選定が行われ、候補を3つに絞る事務局案が了承されました。

 さらに会では、3案のうちの清水区三保地区の貝島スポーツ広場について、アクセスや周辺のまちづくりの点で難しいという意見が相次ぎ、最終的にJR清水駅東口の「ENEOS製油所跡地」と現行のIAIスタジアム改修の2つの案に絞られました。

 委員会では今後、パブリックコメントを踏まえて、年度内に委員会としての意見を取りまとめる方針です。

エスパルス 山室晋也社長:「(ENEOS跡地は)非常にアクセスもよくて、まちづくりにも貢献できるということで、個人的には最有力候補かなと思っていましたので、非常にいいエリア、いい場所なんではないかと思っている。IAIスタジアムを改修しても、アクセス問題は解消されませんので、なかなか選択肢としては利用者の皆さんの意向が反映されたものにならないのでは」