松木安太郎さんが直撃 日本の守護神・権田修一のワールドカップへの思い 「僕が失点しなきゃ負けない」

 清水エスパルス、そして日本代表の守護神・権田修一。日本の7大会連続 ワールドカップ出場に大きく貢献したゴールキーパーは、11月1日に迫った日本代表メンバー発表を目前にいま何を思うのか? サッカー解説者・松木安太郎さんが直撃取材しました。

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松木安太郎さんが直撃 日本の守護神・権田修一のワールドカップへの思い 「僕が失点しなきゃ負けない」

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グループステージの対戦相手は『分かりやすく強豪』

松木さん:次のワールドカップの本大会の舞台に自分が立つとイメージして、どう思いますか?

権田選手:「まあ楽しみです、正直。ブラジル大会(2014年)はピッチに立てなかったので。ピッチの外と中はすごく距離がある。中に立たないと分からないことはたくさんあると思うし、感じられないこともある。それは僕にとって未知の領域だが、そこで見える景色がどういうものか楽しみ」

画像: グループステージの対戦相手は『分かりやすく強豪』

 ワールドカップのグループステージ、日本の対戦相手はドイツ、コスタリカ、スペイン。優勝経験のある強豪ドイツやスペインを相手に、日本は、権田修一は、どんな戦いを見せるのか。

松木さん:ドイツ、コスタリカ、そしてスペイン。まあでも、(2012年ロンドン)オリンピックチームのときもいくつもやっているから。

権田選手:「スペインに勝っていますからね」

松木さん:勝っていますよね。

権田選手:「本当にいいグループに入った。ワールドカップに出る国はどこも強豪ですが、分かりやすく強豪じゃないですか。ということは、このグループを日本が突破した!という状況を想像したときに、たぶん松木さんはめちゃ忙しいじゃないですか」

松木さん:いやいや、うれしいね。

権田選手:「僕は普通に(決勝トーナメント)行けると思っている。そこが自分の中ではモチベーションだし、日本をひっくり返すじゃないけれど、ほぼほぼ皆さん『まあ頑張れ』と思っている。『日本まあ厳しいグループだから頑張れ』。そこを突破した先の景色は、もう松木さん忙しい 僕も日本帰ってきたら…」

松木さん:俺は忙しくなくてもいいよ。

「僕が失点しなきゃ負けない」

松木さん:ワールドカップ(グループステージ)突破するには一番やっぱりポイントになるのは『守り』ですよ。となるともうキーパーです。

権田選手:「結局そうなのですよ、これだけのグループに入ると、僕、常にそう思っていますが 僕が失点しなきゃ負けない。最終予選を戦えて、気持ち的には準備できているし、しっかり心身のコンディションを最後整えて、もうアクセル全開で踏むだけという状態に持っていきたい」

画像: 「僕が失点しなきゃ負けない」

 そうした中、権田選手所属のエスパルスはJ1残留争いの真っただ中にいます。権田選手はエスパルスのJ1残留を決め、すっきりと 世界の舞台へ臨みたいところです。

松木さん:ワールドカップ、残留を決めて行きたいですね。

権田選手:「もちろんです。それが僕の今、やるべきことはエスパルスを残留させること。その先にワールドカップがあるのは間違いない、それはいいプレーを続けないと何も出来ないので そこをまずは第一に考えてやりたい」

               (10月28日放送)