【速報】保育園園児虐待事件で3人の保育士は容疑をおおむね認める

静岡県裾野市の保育園で園児に虐待をしたとして当時働いていた保育士3人が送検されました。警察の調べに対し3人が容疑をおおむね認めていることがわかりました。

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梅田航平記者:
「午前8時10分です。今園児に暴行した保育士とみられる女の身柄が警察車両に乗せられ富士署を出ました」

 暴行の疑いで5日朝送検されたのは、裾野市の「さくら保育園」で働いていた3人の保育士です。

 3人はそれぞれ6月に園児の顔を押したほか、両足をつかんで宙づりにしたり、頭を殴ったりする暴行を加えた疑いが持たれています。

 捜査関係者によりますと、3人は容疑をおおむね認めているということです。

 園では今年6月から8月にかけて複数の園児に対しカッターナイフを見せて脅すなど15の虐待行為が明らかになっています。

 警察は4日園に家宅捜索に入り、関係書類およそ100点を押収したほか、現場検証も行いました。

裾野市長は保育園園長を刑事告発

 裾野市によりますと、さくら保育園の園長は職員に誓約書を書かせ、虐待行為について口止めしようとしたということです。

 5日午前10時、村田悠市長が裾野警察署を訪れ、園長を犯人隠避の疑いで刑事告発しました。

裾野市 村田 悠市長:
「園長の対応も悪質でありました。今後、捜査が行われることを強く望んでいます」

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