女性が「教師の懲戒免職処分」を県教育委員会に申し入れ 恫喝され校舎から飛び降り重傷 静岡県
静岡県中部の県立高校に通っていた元生徒の女性が、教師に恫喝された後、校舎から飛び降り重傷を負ったとして、女性が県教育委員会に教師の懲戒免職処分を申し入れました。
2016年、県中部の県立高校の2年生だった女性(22)は、男性教師から恫喝された後、校舎3階の教室から飛び降り、両手首を骨折するなどの重傷を負いました。女性はその後、損害賠償を求めて県などを提訴。12月、県に220万円の支払いを命じる判決が確定しました。
判決が確定したことを受け、女性は26日午後、男性教師の懲戒免職処分を求める申し入れ書を県教委に提出しました。
重傷を負った女性:「今でもあの恐怖は忘れられません。今後同じような被害が二度と起こらなければいいなと思います」
県教委は「判決に関する書類を精査し、しかるべき対応を検討していきたい」としています。