1月熱海港で見つかった人骨が土石流災害で行方不明だった女性のものと判明 静岡・熱海市

おととし7月静岡県熱海市で発生した土石流災害で、1月見つかった人の骨が最後に残った行方不明の女性のものと確認されました。

画像: 1月熱海港で見つかった人骨が土石流災害で行方不明だった女性のものと判明 静岡・熱海市

 静岡県警によりますと、1月18日午後1時半ごろ、熱海港の土砂の仮置き場で土砂をふるいにかけて捜索していた警察官が、15センチほどの骨のようなものを見つけました。

 その後DNA鑑定の結果、唯一行方不明となっていた女性(当時80)の骨と判明したということです。見つかった骨は、左前腕部とみられています。

 また、ふるいにかけられていた土砂は、逢初橋付近から撤去されたものの可能性があるということです。

 熱海市の土石流災害ではこれまでに災害関連死を含め27人が死亡し、女性1人が行方不明となっていました。

被災者:
「ほんとによかったのか悪かったんだが分らないんですけど、やっとご家族にもとに戻れる。ご家族の方は体を抱きしめたかったんですしょうけど。残念な結果ですけど良かったです」