「東海大学海洋科学博物館」半世紀以上の一般公開終了 世界各地の「クマノミ」展示や高さ6mの大水槽で話題に 静岡市

 半世紀以上にわたって親しまれてきた静岡市清水区の東海大学海洋科学博物館が31日、有料の一般公開最終日を迎えました。

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「東海大学海洋科学博物館」半世紀以上の一般公開終了 世界各地の「クマノミ」展示や高さ6mの大水槽で話題に 静岡市

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和田佳代子記者:「有料公開の最終日ということで、多くの人が駆けつけ別れを惜しむ人の姿が見られました」

来館者の親子2人組:「小さい頃から来ていたので寂しい」
来館者子ども2人組:「寂しい」

 東海大学海洋科学博物館は1970年5月に開館。世界各地の「クマノミ」の展示や高さ6メートルの大水槽などで知られ、市民からは「三保の水族館」の愛称で長年親しまれてきました。

 しかし、施設の老朽化などから31日で有料の一般公開を終了することになりました。午後にはセレモニーが行われ、村山司館長が大勢の来館者に感謝の言葉を述べました。

村山司館長:「個人的には残念。良い思い出を作らせてあげられたかなと思う」

 5月からは1階の水族館エリアのみ無料で公開され、予約制となります。