「写真撮るため列車を遅らせたかった」…20分間に踏切6カ所の非常停止ボタンを押したか 高校生書類送検 静岡・沼津市

 静岡県沼津市のJR東海道本線の踏切に設置された複数の非常ボタンを押し、列車の運行を妨害したとして、警察は、当時16歳の男子高校生を書類送検しました。

画像: 非常停止ボタン 静岡・沼津市

非常停止ボタン 静岡・沼津市

 威力業務妨害の疑いで12日、静岡地検沼津支部に書類を送られたのは、神奈川県横須賀市の当時16歳の男子高校生です。男子高校生は1月7日午前6時50分ごろからおよそ20分の間に沼津市のJR東海道本線の踏切6カ所の非常停止ボタンを押し、列車の運行を最大1時間遅らせるなどした疑いが持たれています。
 JR東海は警察に被害届を出し、警察が捜査をしたところ男子高校生の犯行への関与が浮上したということです。
 男子高校生は、容疑を認めていて、警察の調べに対し「写真を撮るために列車を遅らせたかった」という趣旨の供述をしているということです。