検察は「テレビの報道番組で女性を見て下着を持ち帰ろうと思った」と指摘 土石流被害の住宅から女性の下着を盗んだ罪に問われている男の初公判

熱海市伊豆山の土石流で被災した住宅で、女性用の下着を盗んだ罪に問われている男の初公判が開かれ、検察は「報道番組で見た女性に興味を持ち犯行に及んだ」と 指摘しました。

画像: 静岡地裁沼津支部

静岡地裁沼津支部

 起訴状によりますと、静岡市清水区の被告(26)は、おととし8月、熱海市伊豆山の土石流で被災した住宅に侵入し、女性用の下着などを盗んだ罪に問われています。

 20日被告の初公判が地裁沼津支部で開かれ、検察は冒頭陳述で「テレビの報道番組で女性を見て、下着を持ち帰りたいと考え犯行に及んだ」と指摘。

 「番組で放映されていた女性が住む建物の外観を携帯電話で撮影し、 地図検索アプリを使うなどして場所を特定した」と明らかにしました。