敷地川の被災者を対象にした復旧工事説明会 2度目の決壊を招いた説明を求める声相次ぐ 静岡・磐田市
台風2号による大雨で氾濫した静岡県磐田市の敷地川をめぐり、被災者を対象に復旧工事の説明会が19日夜開かれました。
静岡県袋井土木事務所による住民説明会は19日夜、2時間以上に渡り非公開で行われ、敷地川の氾濫で被災した住民およそ20人が出席しました。
敷地川を巡っては、2日の大雨で堤防が決壊し、周辺の27軒が浸水被害を受け、16日に自治会の代表者を対象に一度説明会が行われています。
19日夜は住民から去年に続きなぜ2度目の決壊を招いたのか、説明を求める声が相次いだということです。
被災した住民:
「(台風15号で)1回想定外を体験したでしょ。なぜ今回生かされなかったの?まずは謝ってほしい」
県は今後、堤防決壊のメカニズムなどを書面にまとめ、住民へ送付することも検討しています。