静岡県弁護士会が再審法改正への賛同を求めて静岡県知事と静岡市長に要請文を提出「温かいメッセージを賜った」
静岡県弁護士会などが知事と静岡市長に再審法改正への賛同を求める要請書を提出しました。
29日午前、県弁護士会の杉田直樹会長らが最初に静岡市の難波喬司市長の元を訪れ、要請文を手渡しました。
29日午前、県弁護士会の杉田直樹会長らが最初に静岡市の難波喬司市長の元を訪れ、要請文を手渡しました。
現在の再審法は「袴田事件」のように再審公判までの手続きが長期化することが指摘されていて、日本弁護士連合会などが「証拠開示の制度化」や「再審開始決定に対する検察官の抗告禁止」など法改正を求めています。
難波喬司市長:
「袴田事件の問題、これだけ時間がかかっているのは大変大きな問題だと思っている。行政判断としてこの問題をどう扱っていけばいいか、しっかり考えていきたい」
その後、県弁護士会は県庁の川勝知事にも要請を行いました。
川勝平太知事:
「全国知事会でどういうことができるのか、会長からの提案もあると思うので、再審法の改正がいい形で行われるように望んでいる」
杉田直樹会長:
「非常に有益な温かいメッセージを賜ったと認識している」