別の開発工事でも熱海市が停止処分見送り 静岡県熱海市土石流災害
静岡県熱海市の土石流災害で、盛り土の前の土地所有者が実施した市内の別の開発工事についても、市が工事の停止処分を見送っていたことが分かりました。
熱海市によりますと、2012年1月、盛り土の前の所有者である神奈川県小田原市の不動産会社は、熱海市上多賀地内で市に届け出を提出せずに宅地開発工事を実施したため、市は県の条例に基づいて工事の停止命令を検討していました。
熱海市は、県の担当者に相談し「行った方がよい」と返答がありましたが、最終的に命令を見送ったということです。