土石流災害2週間…道路脇には大量の土砂 被災者には疲れの色が濃く「どうなるか不安」 14人目の死者か1人の死亡を確認 静岡・熱海市

 静岡県熱海市の土石流災害は、発生からきょう17日で2週間。直後から取材を続けている林輝彦アナウンサーが現場にいます。中継です。

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土石流災害2週間…道路脇には大量の土砂 被災者には疲れの色が濃く「どうなるか不安」 14人目の死者か1人の死亡を確認 静岡・熱海市

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林輝彦アナウンサー
「土石流の起点から1.5km以上海側に下った国道135号です。道路上の土砂はほとんど撤去されていますが、今回の土石流は土砂の量がが非常に多かったためか、まだ、道路脇には瓦礫が大量に残っています。

 2週間がたち、避難生活が長期化する中、被災者が支援を受けるために必要な罹災証明書の発行や一般ボランティアの活動もまだ始まっておらず、被災者は疲れの色が濃くなっています。

被災者
「疲れた、疲れています。一時帰宅できていないので、(自宅の)状況がわからない」

被災者
「自分自身も生活考えたら、どうなるのか不安ですよね」

 17日午後4時過ぎに1人が発見され、死亡が確認されました。発災から2週間で14人の死亡が確認されました。このうち、おととい15日に見つかった1人は熱海市伊豆山の草柳笑子さん(82)と判明しました。一方、いまだ15人の行方がわかっていません。

 捜索活動と被災者の生活支援を並行して行わなければならない静岡県と熱海市。行政の手腕が問われているといえそうです」