土石流災害の百条委員会…盛り土の土地売買にかかわった業者が証言 静岡・熱海市

 この土石流災害の原因などを調査する熱海市議会の百条委員会が開かれ、初めての参考人招致が行われ、盛り土があった土地の売買に関わった不動産業者の元代表らが参考人として証言しました。

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土石流災害の百条委員会…盛り土の土地売買にかかわった業者が証言 静岡・熱海市

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 15人の市議全員が委員となる百条委員会は、土石流災害の起点とされている逢初川上流部に造成された盛り土について調査しています。6回目となる3日の委員会では、地元住民や熱海市の土地開発を取材したジャーナリストら5人が参考人として招致されました。

 午後には盛り土があった土地の売買に関わった不動産業者の元代表が5人目の参考人として聴取を受けました。元代表は工事が完了しないまま、土地の売買が行われたことや今の所有者が盛り土の存在を認識していたことなどを証言しました。百条委員会は次回17日にも参考人招致が行われます。

稲村千尋委員長:「きょうの参考人招致で、私自身もしらないことが何点かありました。そういう意味ではこの参考人招致は大変有意義だったと思っております」