静岡県熱海市の土石流被害 新たに2人の死亡を確認死者は9人に
静岡県熱海市伊豆山の土石流で懸命な捜索活動が続く中、新たに2人の死亡が 確認されました。
これで、土石流による死者は9人となりました。
これで、土石流による死者は9人となりました。
●報告 林輝彦
「行方が分からない方が発見されたのでしょうか。
担架を警察が4人がかりで運んでいる。
その周りを緑色のシートで自衛隊員が囲っている。
午前8時半すぎ」
発災から6日目となった熱海市伊豆山の現場では、早朝から1700人態勢で捜索活動が続いています。
熱海市によりますと、午前新たに2人の死亡が確認されたということです。
土石流による死者はこれで9人となりました。
また、静岡県と熱海市はこれまでに死亡が確認されていた男性1人と女性2人、合わせて3人の身元が新たに判明したと発表しました。
熱海市伊豆山の木村京子さん(84)と熱海市網代の天野初さん(56)、
天野稲子さん(85)です。
土石流による死者9人のうち、5人の身元が判明していて、4人の身元がわかっていません。
安否不明者は3人減り、22人となりました。
静岡県が土石流による死者として災害認定し、
死者の身元を正式に公表したのは初めてです。
一方、被害のあった地域近くにある熱海ビーチラインでは、8日から10日午後5時までの間、地域住民と緊急車両のみ一時的に通行が可能になっています。