炎天下の捜索続く…氷で熱中症対策を 魚を冷やす氷を捜索隊に提供 静岡・熱海市 土石流災害
19日午前10時ごろ
「熱海市上空、本日も自衛隊などによる捜索が行われています。まだ坂には泥の流れがあります」
「熱海市上空、本日も自衛隊などによる捜索が行われています。まだ坂には泥の流れがあります」
静岡県熱海市伊豆山地区で起きた土石流から19日で17日目。梅雨が明け、厳しい暑さと戦いながらの捜索が続いています。きょうの熱海市(網代)の最高気温は31.1℃にものぼり、2日連続の真夏日となりました。
熱海市は今後1週間も連日30度に迫る暑さが続く予報で、熱中症に注意が必要となります。
そんな中、熱海市の網代漁港では…。
ジリジリと照り付ける強い日差しの下での捜索、活躍しているのがこちらの氷。港を管轄するいとう漁業協同組合網代支所は、魚を冷やすために使っている氷を熱中症対策に役立ててもらおうと、捜索隊に提供しています。
この日も氷を取りに来た捜索隊の姿がありました。
長野県 上伊那広域消防本部 小平秋消防指令補
「装備等の関係もあって、非常に暑さを感じながらも作業している。その中に氷の提供をいただくのは非常にありがたく、このようなご厚意を非常に感謝している。飲料を冷やしたり、隊員の体の冷却にも活用させていただいている」