「めちゃくちゃ嬉しかった」4カ月ぶりに児童登校 土石流災害から最近隣の伊豆山小学校 静岡・熱海市
7月の大規模な土石流で別の学校での授業が続いていた伊豆山小学校。1日から元の校舎での授業が再開しました。
「おはよー!行ってらっしゃい!」
午前8時前、保護者や教職員らに出迎えられたのは静岡県熱海市の伊豆山小学校の児童たち。伊豆山小学校は7月の土石流災害の現場近くにあり、復旧作業の大型車両が学校前の道路を行きかうため2学期からは別の学校での授業が続いていました。
土砂の搬出などが落ち着き、学校前の道路は一般車両の通行も出来るようになったことから1日、4か月ぶりに元の校舎に登校しました。
「おかえりなさい、どうぞ」
「おかえりなさい」と文字を掲げた地域の人たちに出迎えられ、カスミソウなどで作った花束を受け取りました。
國原尋美校長:「4か月ぶりの伊豆山小学校どうですか?久しぶりの体育館だね」
全校集会で国原校長はこのように話しはじめ、4か月間に地域の人が校庭の草取りをしてくれていたことなどを紹介。「これからの半年を充実したものにして思い出をたくさん作りましょう。みんなが地域に元気を与える存在になってほしい」とあいさつしました。
小学2年生男の子:「伊豆山小学校に戻れてめちゃくちゃ嬉しかった」
小学6年女の子:「伊豆山小学校で卒業式とかこれから行事もできると思うのですごく楽しみです」
ゆっくり少しずつ、日常を取り戻しています。