「捜索してくださった大勢の方々にお世話になりました」 土石流災害から1年…行方不明の太田和子さんの長男が手記 静岡・熱海市
静岡県熱海市の土石流災害から3日で1年。いまなお残る行方不明者の家族が手記を公表しました。
去年7月3日の熱海市土石流災害では、関連死を含め27人が亡くなり、太田和子さんの行方が分かっていません。3日の発災1年を前に、和子さんの長男、朋晃さんが報道陣に手記を公開しました。
「今日まで捜索をしてくださった大勢の方々にお世話になりました。母はまだ見つかっていませんが、とても感謝しています」と今の思いが綴られています。
6月の一斉捜索では土砂の中から和子さんの診察券2枚が見つかっています。警察は3日、200人態勢で太田和子さんの一斉捜索を行う予定です。