午前6時から捜索再開 26台の重機で土砂の撤去作業 静岡・熱海市
静岡県熱海市の土石流災害現場では、午前6時から警察や自衛隊が1600人態勢で捜索を再開しています。中継です。
斉藤慎一朗記者
「雲の合間から厳しい日差しが照り付けています。土石流の下流にある逢初橋では、数日前まで流されてきた住宅が橋に寄りかかり、がれきも残っていましたが現在は撤去されています。国道135号の道路上にはほとんど土砂は残っていません。
一方で長期間降り続いた雨が、現在も濁流となって流れる部分もあります。市は高架付近の土砂の撤去について、濁流が被害のなかった地域に流れ込む可能性があるため、高架下に重機が入るのはあと1週間ほどかかり慎重に進めたいとしています。
きのう、この付近の住宅を含め89人が一時帰宅を行いましたが、捜索エリアに住民が入り安全管理を見直す必要があるとして、市はきょうとあすの2日間は中止しました。
市によりますときょうは26台の重機が入り、土砂の撤去作業を進めています」