避難者の集団接種始まる…土石流災害でワクチン接種できず 静岡・熱海市
静岡県熱海市の土石流災害で、新型コロナワクチンがまだ接種できていない避難者を対象にした集団接種が19日から始まりました。
林輝彦アナウンサー:「土石流でワクチンを受けられなかった避難者が、集団接種のため伊豆の国市の病院へ向かいました」
19日午前9時すぎ、避難者は静岡県が用意したバスで、熱海市内のホテルから伊豆の国市の順天堂大学医学部付属静岡病院へ向かいました。今回の集団接種は、まだ1回も接種を受けていない12歳以上の避難者ら、およそ80人が希望したということです。19日と20日の2日間で1回目の接種を行い、3週間後に2回目が予定されています。
熱海市では、今回の集団接種のほか、市内の別の会場への振り替えも進められ、希望者が接種を受けられないことはないとしています。