被災地に「災害公営住宅」建設へ…40戸入る集合住宅2棟 静岡・熱海市の土石流災害で川勝知事
静岡県 川勝平太知事(7月27日):「災害対応は、復興・復旧対策を本格的に進める時期と理解している。122戸の方たちが全壊、半壊、流出したので、2棟分を災害公営住宅として建設をする方針」
静岡県熱海市の土石流災害で、川勝平太知事は27日、自宅が被害を受けた被災者のために災害公営住宅を建設する方針を示しました。場所は伊豆山地区にある県営七尾団地の駐車場で、40戸が入る集合住宅を2棟建設する予定です。完成は2年後を想定しています。
川勝知事
「被災者の安定した居住環境の提供をはじめ、現場のニーズをふまえた支援を進めていく段取りを整えている」
また、30日からは仮設住宅の申し込みが始まります。県はこれまでに熱海市、伊東市、三島市、函南町に公営や民間の住宅169戸を確保しました。30日から申し込みが始まるのは、このうち111戸(公営44戸、民間67戸)で、公営住宅については来月6日から入居が可能になります。