静岡・熱海市の土石流災害から1週間…死者9人、不明20人 避難生活の早期解消に向け公営、民間住宅103戸確保
静岡県熱海市の土石流被害から1週間が経過しました。いまだ20人が行方不明となっていて、現場では懸命な捜索活動が続いています。
片山真人アナウンサー:「土石流発生から1週間。強い日差しが降り注ぐ中、きょうも懸命な捜索活動が続ている」
発災から8日目を迎え、捜索が続く熱海市では10日、気温が32℃を超え、今年一番の暑さとなりました。
熱海市 斉藤栄市長:「大変長い1週間だった。9人が亡くなったことは本当に残念であり、心からご冥福をお祈りしたいと思う」
1週間を振り返り、今の心中を明かした熱海市の斉藤栄市長。これまでに確認された土石流による死者は9人で、行方不明者は20人となっています。
避難生活の早期解消に向け、静岡県の川勝知事が県営団地視察
また、避難生活の早期解消に向け、静岡県の川勝平太知事がこの地区の県営住宅を視察しました。
建て付けや部屋の状態を見て回り、即入居ができる部屋が11部屋あることを確認しました。早ければ来週以降に入居できるということです。
知事:すぐ住めますね。
担当:即入居可能。
知事:家賃が2万円弱?
担当:1万5000円から3万円くらい。
県は、県営住宅や市営住宅、民間の賃貸住宅などを103戸確保していて、さらに数を増やしたいとしています。