「別紙計画図の通り」と記載も…市が「計画図」添付されない工事変更届を受理 静岡・熱海市の土石流災害

静岡県熱海市の土石流災害の盛り土について、業者が提出した工事変更届に計画図が添付されていなかったにも関わらず、熱海市が受理していたことが分かりました。

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「別紙計画図の通り」と記載も…市が「計画図」添付されない工事変更届を受理 静岡・熱海市の土石流災害

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去年7月の土石流災害では、崩落の起点にあった盛り土が被害を甚大化させたとみられています。この盛り土について神奈川県小田原市の不動産会社は、2007年に盛り土の造成を申請した後、工事の延期などの届けを3回提出しています。熱海市によりますと、このうち3回目の変更届けに「別紙計画図の通り」と記載されていたにも関わらず、計画図の添付がないまま受け取ったということです。熱海市はこの事実を認め、「当時の担当者がいないためこれから詳細を確認する」としています。