ほぼ同じ場所で3人の遺体発見…死亡18人に 重機30台で捜索活動 静岡・熱海市の土石流災害
静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流で、１８日午後１時までに３人の遺体が発見されました。いずれも身元はわかっていません。死者は１８人、行方不明者は１４人となっています。
１８日の捜索は午前６時から始まり、午前６時２０分ごろに男性１人、午前９時ごろに性別不明の１人、午前１１時１０分ごろに性別不明１人のあわせて３人の遺体が発見されました。静岡県警によりますと、３人はいずれも岸谷地区の寺付近で見つかり、身元はわかっていません。土石流による死者とみられ、これで犠牲者は１８人となりました。
また、おととい１６日に死亡が確認された女性の身元について、熱海市伊豆山の臼井直子さん（３８）と判明しました。いまだ１４人の行方がわかっていません。
きょう１８日は重機３０台が投入され、倒壊した家屋が密集する地域を中心に捜索活動が続けられています。
一方で、避難所となっている市内のホテルでは４７６人が避難生活を送っています。