前所有者は殺人罪で…土石流災害の遺族が盛り土の土地所有者らを刑事告訴へ 静岡・熱海市
静岡県熱海市で発生した土石流で、起点となった盛り土の土地管理をめぐり、新たに遺族6人が盛り土の土地所有者らを刑事告訴する方針を固めたことが分かりました。
7月に熱海市で発生した土石流では、遺族が起点となった盛り土の現在と前の所有者を刑事告訴しています。関係者によりますと、他に遺族4人が刑事告訴を決めているほか、2人が告訴人に加わる意向を示しているということです。
遺族らは前の所有者には殺人罪、現在の所有者には重過失致死傷罪で、来月中にも追加告訴する方針です。遺族らは今月28日に現在の所有者側と前の所有者側を相手取り、損害賠償を請求する裁判も起こす予定です。